現在、北海道の熊石海岸で見られるニシンのくき(群来)です。長年同地に住む人も初めて見たと言うニシン復活の印です。
群来とは2-3月に北海道の日本海沿岸で見られる、海の色が変わるもので、産卵のために大群で押し寄せたニシンのオスの精液の放出で乳白色の帯が見えるものです。また沖合はニシンの大群により群青色になります。
この写真でも沖合に白い帯、海岸には泡となって打ち上げ、沖合の海水が群青色になっているのが分かります。
近年イワシの好漁やこのニシンの来遊など海、魚が変わってきています。今年日本各地での釣果も上がってくれるのを期待しています。