オキアミとアミエビって??

オキアミ、アミエビと聞いて釣りを思い浮かべる方は多いと思います。
魚を寄せるために撒いたり、喰わせるために鈎に刺したり・・
魚が好んで食べるほどのソウルフードなのかもしれません。

私たち釣り人がよく使うオキアミとアミエビはそもそも近い親類とも言えます。
それらの名称を見てわかるように、
オキアミの正式和名はナンキョクオキアミ。

ナンキョクオキアミ

アミエビの正式和名はツノナシオキアミと言います。

ツノナシオキアミ

共にプランクトンですがその数は想像をはるかに超えたものとなっています。
日本近海だけでも9属45種類ものオキアミが存在しているのです!!
知っていましたか??
世界全土では11属85種類ものオキアミが生息しているみたい!!

難しく書いていますが・・・とてつもなく多いという事です。
実際数えきれない数がいるのですが、おおよそ5億トン?????

しかし、海の中はまだ人類が知りえない未知の領域があるため、まだまだ近年でも
新種が見つかっているとか!!
海はとてつもなく広く、何とも神秘的ですね。。

では、何が違うのでしょうか??

一番は大きさです。
釣りをしたことがある方は知っていると思いますが、オキアミはSサイズ~3Lサイズまで大きさを表しますが、大体3Lサイズで6cm程まで成長します。
これはプランクトンの仲間の中で最大とも言っていいでしょう!!
アミエビの場合大きくなっても1cmにも満たないくらいです!!

オキアミは交配期、産卵期、餌食期、などで色見の変化が現れます。
国内で釣りに使われるものはピンク~白色がメインでどこのメーカーも同じ基準になります。
以前、オキアミが釣り餌として流通しだしたころ、赤手のオキアミが多かったのですが・・・
皆さん、赤くて身が柔いほうが魚の食いが良いの知ってましたか??

なんて難しい話ではなく、人が食べる食材も柔いお肉のほうが食べやすく、おいしいですよね??
だから魚の寄せとして使うマキエは赤手で柔いほうが良いのかもしれません。。

白手が流通しだした背景には、マキエでも刺し餌でも兼用で使えるように流通していったのです!!

オキアミ類にはアスタキサンチンという抗酸化機能が高い、赤色の色素成分が多く含まれています。
特にアミエビも赤みがかった色見をしているので、うまみ成分を多くもっているということになります。